小学校4年生で矯正開始
今から30年まで〜(汗)
歯が大きくて、前歯の両横の歯は随分おくまったところから生えだし、重なるように生えてくるパターンでした。上顎、下顎とも2本ずつ永久歯を抜歯してちょうどおさまりました。
当時は、金具を装着した日はしめつけ感で痛くて眠りにくくて辛かったです。
まだ矯正もめずらしかったのですが、「矯正ババー」と言われたりもしました。
じわじわと続いた矯正ですが、終わりと言われたのがいつだかはっきりしません。。
最後は硬いプラスティック素材のマウスピースをはめて、きれいに並んだ歯列を維持するという治療だったと思います。
しかし、高校生ぐらいの頃だったと思います。
顎関節症の治療
矯正の影響かどうかはわかりませんが治療の砥粒10代後半ごろから、顎を大きくあけると右顎の関節がパキパキ?ガクガク?カクカク?なるようになり、しまいには朝起きたときには随分大きな音をならして、がくっといわせないと口がそれ以上あかなくなってしまいました。。
当面、顎に痛みのような感じもありました。。
毎朝何年もこんな大きな音を鳴らして顎を鳴らし続けたら、骨がどうかなってしまうのでは無いかともい心配でした。
矯正の先生には、これで終わりと言われても
顎が、がくがくなる・・・この症状
「これをちゃんと治療してください!」と、私の両親が訴えて治療が続きました。
矯正と顎関節症の因果関係はハッキリさせることは難しいと思いますが、先生なりに治療しようとしてくれました。
マウスピースと、かみ合わせの調整ということで奥歯を削るようなことを何度かされました。
それでも治らないので歯科医大に行くように言われました。
顎関節症の専門医であるとのことで、マウスピース治療で、毎回下顎にはめるマウスピースを削って調整するような治療だったと思います。
マウスピースをはめている間は症状はおさまるのですが、はめて寝なかったりすると、また同じ症状で大きな音を鳴らしてガクッと顎を鳴らさないと、指1.5本程度以上は口が開かないままでした。
ある日、ガクッと顎をならしそびれたような感じで、その後顎がとてもいたくなりました。
顎を鳴らすことも出来ずに、そのまま医大に行くと、強引に力づくで顎をあけようとされました。。
それでも開かなかったので少し待っていると自分であけることができました。笑
完治しない治療が続き、いつの間にか足が遠のいて、歯科医大にも、矯正歯科にも通わなくなりました。
新たな治療法を発見〜完治へ
30歳くらいの時に、インターネットで調べて気になっていた保険外治療がありました。
いままで処方されていた、「マウスピース」よりも大きくて、かさ高くて、上顎、下顎両方にはめるような治療です。
同じような顎関節症の完治例もあるようで
だから、今は気にしなくても大丈夫だわ〜
そう思っていました。
でも、当時これもまた矯正なみの高額治療なのでかなり思い切らないといけない額でした。
しかし、それまで努めていた会社をやめたのを機会に、通いやすくなったので
思い切って実際治療を開始すると・・・
それをはめて寝ると、朝起きたときにも、顎をがくっと言わせなくても、口を大きくあけれました。今までのマウスピースよりもかなり高い位置でのかみ合わせで顎を固定されるからでしょうか。。
口を閉めれはするのですが、いわば口を開けっ放し状態なぐらいのかみ合わせ位置でした。
でもまたマウスピースをはめるのをやめれば、元に戻るのかもと、少し心配はありましたでした。
ところが、今回は、はめるのをやめても、元の症状が出なくなりました!
1年位は毎晩はめて寝ていたと思うのですが、それ以降も時々怖くてはめて寝ていました。
時々思い出したように年に一回などはめてみることもありましたが・・・
はめるのをやめてかた15年はたっていると思うのですが、今も症状は再発していません。
時々、右顎が音的には小さく、ガクッという程度のことはあるのですが
あの大きな音を鳴らさないと、それ以上口が開かないという症状はもうありません。
歯ぎしり
最近は殆どしていないように思うのですが、以前は歯ぎしりもひどかったです。
歯ぎしりについては、ここ数年まで明らかにありました。
自分の歯ぎしりで目がさめることもありましたので・・・
歯ぎしりやいびき予防には、今は自分で簡単に買えるマウスピースがありますね。
かさ高いものもあるようなので、当時のこういものが自分で、気軽に試してしまっていたかもしれません。
いびきにも効果があるようなので、夫にすすめようかしらと思います。笑
今度はインプラント
そんなこんなで、矯正に、マウスピース治療に、お口周りは本当にお金がかかってきたのですが・・・さらに、最近はインプラントに。。
またまた、今度はとても柔らかいタイプですが、インプラントを長持ちさせるために、歯の根元などに大きな負担がかからないようにするために、マウスピースをはめて寝ないといけなくなりました。
これは本当に歯をコーティングする薄い膜、という程度のうすーーいマウスピースで、はめるのに違和感もありませんがね。。
以上、私の矯正、顎関節症完治体験でした。
私が顎関節症完治を完治できたのは・・・
特別な治療をうけたこともあるかもしれないのですが、ふと思いつめることから離れて
「いつか、これで治る〜」と気にしないで入れた期間
楽観視でいられた期間があったからのようにも思うのです。
顎関節症は、精神面も影響する症状だということを聞いたこともあります。
私の場合もそういった面があったようにも思います。
もっと重篤な病気もあるし、とにかく気にしすぎていた時期は別に普通に生活するのになんの支障もなくても、なんとなく思い出しては、もっとひどくなるのではないかと憂鬱になっていました。
今、充分健康で、普通に生活できていることへの感謝もなかったですね。
そんな自分はこの症状以上に、いろんな面でそういう風に、今実際起こってもいないことを心配して苦しいことの多い日々だったと思います。
こういう日々を乗り越える必要があって、起こった出来事だったとは思います。
そういう心の持ち用の自分をふと今、俯瞰してみると、顎関節症の症状事態よりも、むしろそういった精神面がしんどかったでしょうし、過去の自分が気の毒だったとさえ思えるのです。
どうか、私と同じ症状に悩んでいる方がいらっしゃれば、ひとまず手放して
ぐらいに捉えられて、前向きな行動に新しい一歩を踏み出してみてほしいと思います。
一旦、自分が楽しく集中できるこなどに、目を向けられればいいなあ〜と思います。
少しでも、症状を意識することから離れて、今という大切な時を過ごされますように。
そんな思いで書いてみました。
私は、そういった思いつめた気持ちから離れる習慣をつくるのには、瞑想が役立ちました。
昔はいろいろな瞑想法も試したのですが、長続きするものはなかなかみつからなかったです。。
しかし、最近はこちらが本当におすすめです。誘導瞑想のCDもついているのでぜひお試しください。
おすすめの瞑想法を紹介しておきます。
2018年「マツコの知らない世界」にこちらの著者も出演されて、反響が大きかったようです。
・2018年改訂版発売